肺活量を鍛えるペットボトルを使ったトレーニング方法をご紹介

肺活量を増やしたいと考えている人の中には、会話での声量を増やしたい人、歌がもっと上手に歌えるようになりたい人、ハキハキとした印象が欲しい人など事情は様々です。
身近にあるもので肺活量を鍛えるには、ペットボトルを使ったトレーニングがおすすめです。
自分の実際の肺活量を知り、どの程度増やしたいのかを明確にすることで、無理せずトレーニングができます。このようなアドバイスを交え、肺活量を鍛える方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。

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肺活量を鍛えるにはペットボトルを使ったトレーニングがおすすめ

ペットボトルを使った肺活量のトレーニングは、ペットボトルの飲み口に口をつけ、吸い込む力だけで潰していくというシンプルなトレーニングです。

おすすめする理由は、ペットボトルが縮んだのか縮んでいないのか、目で見て判断できるからです。
息は目で見えないですし、長時間吐き続けたりするトレーニングの場合は、均等に吐き続けたりしなければならないため、最初に始めるトレーニングとしてはおすすめできないのです。

トレーニングを行っていくうえで重要なのが姿勢です。

姿勢をしっかり正した状態でトレーニングをすることで、トレーニングの効果をぐんと上げることが出来ます。

自分の姿勢が正しくないなと感じる場合は、壁に背中を付けて行って、体に正しい姿勢を覚えさせましょう。

肺活量を後どのくらい増やしたいのかを明確にしましょう

肺活量を鍛えるトレーニングを始めようと思っても、実際どの程度自分に肺活量があるのか、後どのくらい鍛えるべきなのかが明確にならないと、鍛えようがないですよね。

まずは、いろいろな硬さのペットボトルを用意してください。

初心者向けとして、手でひねったら潰せる程度の柔らかさの500mlペットボトルを吸ってみましょう。

この硬さをまずすんなり潰せるかどうかがポイントです。

もし、柔らかいペットボトルを吸い込んで潰せないようでしたら、毎日欠かさずトレーニングをしたほうが良いかもしれません。だんだんと硬いペットボトルに変えていき「これが潰せるようになるまで」と自分で目標を立てることで、無理なく続けることが出来ますよ。

メリットとしては、簡単で身近にあるもので始めやすいことですが、衛生的に何度も繰り返し同じペットボトルを使うことはおすすめしません。

使った後は綺麗に洗って、完全に乾かすようにしましょう。

ペットボトルを使った肺活量のトレーニングをする場合は、酸欠に注意

肺活量を鍛えるときは、酸欠に注意して行いましょう。

だんだんと苦しくなっていく肺活量のトレーニングと違い、急激にスッと吸い込むために酸素が薄くなり酸欠になってしまうことがあります。
症状としては、頭がくらくらしたり、気持ち悪くなったり、呼吸がしづらくなります。
このうちのどれかの症状が当てはまるようでしたら、一度深呼吸をして体に酸素をしっかり送ってあげ、トレーニングを休憩しましょう。

なるべく速く成果を出したいと思っている方は、無理してしまうことが多いのですが、毎日コツコツと、ということも重要なトレーニングですので、急がずに鍛えていきましょう。

肺活量はペットボトル以外の身近なものを使っても鍛えられる

風船

風船を使ったトレーニングは、ペットボトルと併用すると良いかもしれません。
ペットボトルは「吸う」事をメインとしたトレーニングでしたが、風船は「吐く」事がメインです。
風船を4から5回でパンパンに膨らましきることができることを目標にしましょう。
一息の量がポイントとなってきますので、お腹から大きな声を出したいなと思っている人にはとても良いトレーニング方法ですよ。

時計

時計の秒針、もしくはストップウォッチなどを使って、息を止め続けられる秒数を伸ばしていくトレーニングもあります。

体にある酸素を、体が上手に処理する能力を鍛える、つまりは息が止まっていても活動できる無酸素運動などを行う人にとってはとても重要なトレーニングです。

このトレーニングは、ペットボトルや風船を使ったトレーニングの応用編といえるでしょう。

やはりどのトレーニングにも言えることなのですが、酸欠状態に陥りやすいのでなるべく休み休み行うことをおすすめします。
特に風船やペットボトルなどの急激なトレーニングは、肺活量がある程度鍛えられている人でもやりすぎると具合が悪くなりますので、ゆっくり行いましょう。

肺活量を鍛えると、日常の様々な場面で役に立ちます

肺活量を鍛えることによって、声の通りがよくなったり、声量が上がることはもちろんですが、体に取り入れる酸素の量が増えるため、健康にも良いとされています。

長く息が続くようになるので、階段の上り下りや普段の小走りや早歩きでも息切れしないようになり、スマートでかっこいい印象を得られたりします。

肺活量は一度鍛えられたらその後永遠に衰えないというわけではありませんので、継続して維持するトレーニングが必要となります。

かといって、ずっとペットボトルを使ったトレーニングを続けるのは、正直大変ですよね。

肺活量を維持するために歌や息を使う管楽器などを趣味で始めてみるのも良いでしょう。

歌声を安定させたり、ロングトーンを均等出し続けることにも肺活量は不可欠なものですし、管楽器にいたっては肺活量で音色が変わります。
活動量の上がった肺を維持するためにも、是非検討してみてくださいね。