歌を歌うとき、高い声は難なく出ても、低い声が出なくて困っている方も多いと思います。
カラオケのような場では、キーを上げ下げすることで自分の音域に合わせた音域で歌うことも出来ますが、できるだけオリジナルのキーでマスターしたいものです。
低い声が出にくい理由を知り、トレーニングを重ねることで低い声が出るようになりますので、是非実践してみてください。
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低い声がかすれてしまったり、出にくくなってしまう理由
特に、女性の歌う低音は音程がふらついてしまうことも多く、歌が好きだったり上手くなりたいと思っている人にとっては深刻な問題となっていることが多いです。
低い声が不安定になってしまう原因を探り、改善していきましょう。
- 喉がしまっている
喉がしまっていると、低い声はもちろん高い声も出にくくなります。
体を使った発声が出来ていないため、喉に負担のかかる歌い方をしてしまっている可能性があります。正しい発声方法を習得することで、低い声が出しやすくなるでしょう。 - 顎が前に出ている
顎が前に出ている、ということは背中が丸まって猫背になっている可能性があります。姿勢が悪いと、本来力が入るべき筋肉が正しく使われないため、声が上手に出ません。
低い声が綺麗に出ることで、歌を聴いている人は心地よくなる
女性は声が男性よりも高いですが、低い声をあえて綺麗に出すことで、色気や魅力を引き出すことが出来ます。
一般的な曲は、Aメロ、Bメロ、サビの順番で曲が構成されています。
サビに向かってだんだんと最高音が上がっていくイメージで、見せ場はやはりサビの最高音、と、思われがちですが、そのサビを引き立てるためにはAメロ、Bメロの存在が欠かせません。
歌いだしの低音をしっかり歌い上げることで、それぞれの歌詞にあった雰囲気や色気作りが出来ます。
昭和歌謡曲がおすすめ
低い声で雰囲気が作りやすい曲といえば、昭和歌謡曲や昔のアイドルの曲を歌ってみると良いでしょう。
年々アーティストの音域が広くなっているような気がしますので、一昔前の曲が歌っていても聴いていても低音が心地よいでしょう。
低い声で歌うには、下顎や喉を使う必要がある
では、実際に低音の出し方をマスターしていきましょう。
オペラ歌手の方々の歌い方をイメージしていただくとわかりやすいと思いますが、歌うときは下顎を引いて歌っています。
低い声を出すときに重要なのが、顎です。
顎をしっかり引くことで息の通り道をしっかりと作ってあげることが出来ます。
実際に小さめの声で低音を出してみると解りますが、低区くしようしようと思えば思うほど声というより息が多くなってくるような感じがしませんか?
息とオペラ歌手の歌い方をイメージして、発声練習を行っていきましょう。
腹式呼吸は、歌を歌う上での基本ですので習得しておきましょう。
お腹から息を出す感覚は高音も低音も同じです。
その息に声をどの量で乗せていくか、喉を上手にコントロールできるか、です。
高音は声帯が前後に伸びて、振動することで出るようになっていきますが、低音は反対に声帯をゆるめことで出るようになります。
低い声の出し方のポイントはリラックス
声帯を緩めることで低音が出やすくなりますが、緩めたりリラックスさせるのは喉や声帯だけではありません。
最初に原因であげたように、安定した姿勢が体にきちんと染み付いていることで楽に低音が出るようになります。
姿勢というのは何をするにも大切で、普段から意識して姿勢を保つための筋肉を鍛えておきましょう。
お腹が息のポンプとなり、ポンプが緩急を付けて息が出て行き、イメージした声色へ向けた声帯を通って発せられた声がリズムに乗って歌になります。
日ごろからたくさん歌や音程取りの練習をすることで、声帯も柔軟に動くようになり、お腹と喉の連携が上手く取れるようになります。
そしてそのお腹と喉にしっかりと集中するためには、体がしっかり歌う姿勢をつくり、その姿勢がリラックスとなるような体作りをしていくことが重要です。
何事も挑戦するときは、できるという自信を持つことが大切
そして、時には自分以外の誰かに評価をもらうことも大切です。
友達や家族に歌を聞いてもらったり、動画を配信して不特定多数の人から評価をもらうことも出来ます。
人からの評価されるというのは、悲しい結果が付いてくる可能性もありますが、人から評価されるというのは「興味を持ってもらっている」ということで「悪い」評価も評価です。
後ろ向きにならずに、改善するための良い一歩だと捉え前進しましょう。