カラオケだとなかなか出ない!低い声の出し方をご紹介

何気ないときにふと口ずさんだ時には出ているような低音も、なぜかカラオケに行くとそこまで低い声が出なくて驚いてしまうこと、ありませんか?

自分の持つ声域の下のほうに行けばいくほど声が出にくくなってしまうのには、「カラオケ」という場所が関係している可能性があります。
低い声が出しやすくなる方法などをご紹介しますので、低い声の出し方を知って、カラオケで歌う歌のバリエーションを増やしてくださいね。

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カラオケだと低い声が出にくい!その理由は声の大きさ

何気なく口ずさんで歌うと歌えている印象になる低い声ですが、カラオケで歌うと実際はそんなに低い声が出ないこと、ありますよね。

口ずさむように歌うというのは声が比較的小さいということ

声が小さいと出る低い声、声を張ってしまうカラオケでは出にくい低い声、声の大きさによって低い声の調子が変わってくるのです。

カラオケは歌を歌いにいく場所で、目的としては遊び、ストレス発散、歌の練習などですよね。

そのような気持ちの作り方をした時の歌と、口ずさむようなリラックスした状態で歌う歌とでは、力の入り具合いが違います。
そして、声を大きくしようと無意識に思ってしまうのです。

低い声というのは、声の中でも繊細なほうなので、大きな声で出そうとすればするほど出なくなっていきます。

高い声の場合は反対で口ずさむ程度の音量だと高く声が出せないことが多い

それは、声を出すための声帯の動きが関係しています。

声帯は、低い声を出すときに緩みます

大きな声を出すと、声帯を通る空気の量が多くなり、その量にみあった喉の筋肉を動かす必要が出てくるため、大きな声か、低さかになり、両方同時に行うことは難しくなってきます。

高い声は、声帯をピーンと張り詰めた状態で出すため、大きな声を出したほうが高い声が出やすくなっています。

なので、口ずさむ程度の音量で出ていた低い声は、その音量で出せるものであり、カラオケなどの大きな声を出してしまうような場所では力が入ってしまい出づらくなってしまう、というのは当たり前のことなのです。

もし、低い声をカラオケで出すのであれば、マイクの音量を少し上げ、小さい声でも拾えるように設定しておいて、歌に抑揚を付けるといいですよ。

低い声の出し方のポイントは、顎の角度

低い声を難なく出すポイントは、顎の角度も関係しています。

顎が前に突き出た状態、つまり姿勢の悪い状態だと低い声が出ません

姿勢を正すことは歌を歌うときの基本ですので、普段から良い姿勢を保つように努力しておくことが望ましいです。

特にカラオケでは、設置されている椅子やソファーに座って歌うことが多いと思います。
座って歌うと、肩が丸まってしまったり、前にあるテーブルのほうへと体が無意識に近づいてしまうこともあるので、歌を歌う姿勢になっていません。

お友達同士でカラオケに来ているのに、急に立ち上がって本格的に歌い始めると空気を壊してしまう可能性もありますので、そのような場合は無難に歌いやすい曲を選曲することをおすすめします。
ですが、しっかり歌の練習をしようと思ってカラオケに足を運んだのであれば、立ち上がって姿勢を意識して歌うようにしましょう。

そしてもうひとつ、カラオケには歌詞を表示してくれるテレビ(モニター)が各部屋に設置されていますよね。
歌詞を見ながら、追いかけながら歌を歌うと、テレビ(モニター)の高さによっては顔の高さが上下してしまうことも珍しくはありません。

しっかりと自分の音域を把握した上で歌の練習に挑みたいのであれば、歌詞をしっかり覚え、テレビ(モニター)を見ずに歌えるようになると良いですよ。

低い声の出し方をマスターすると、色気のある歌声になる

低い声がきれいに出せるようになると、聴き手もバラードなどの聴かせる曲に感情が乗せやすくなり、歌に色気が出るようになります。

低音がきれいに出せるようになることは、表現力の面からしてもとても有効なテクニック

趣味でカラオケに通っている人は、何度も自分の歌声を聴いているため、上達しているかどうかが感じづらくなってしまうことも多いと思いますが、お友達同士でたまにカラオケに行くと、友達の心を動かせるような曲を歌えているかどうかで判断してみるのも良いかもしれませんね。

出し方がわかっても高音、低音共に限界がある

低い声、高い声の出し方がわかっても、自分の声にはもともと持ち合わせた限界が存在します。
限界までチャレンジすることはとても良いことなので、ぜひとも自分の限界の音域を知る挑戦をしてみて欲しいところですが、誰かが「もう限界ですよ」と教えてくれるわけではないので、無理にチャレンジしてしまう可能性があることが不安なところです。

限界の壁なのか、あきらめになってしまうのか、ストイックな人はあきらめられずに挑戦してしまう事がありますので、諦めとは思わず「何事にも限界があるんだ」ということは心の隅に置いておいて練習に励んでいただきたいです。

もし無理をしてしまったら、喉の慢性的なトラブルの原因になってしまったりと、長い目で見て不都合なことが重なる可能性も出てきますので、しっかりとメンテナンスをしてあげましょう。

カラオケで低い声が出せるようになって、歌のバリエーションを増やしましょう

低い声が上手に出せるようになると、カラオケで歌える曲のバリエーションが増えていきますので、どんどん歌の楽しさに引き込まれるようになっていくでしょう。

ですが、楽しいからといって歌いっぱなしでは喉のためになりません。

練習から帰ってきた後は、喉のケアをしっかりして、体を休息させることが、翌日以降もまた良い声で歌うための秘訣となりますので、上手に喉と付き合って歌を練習していってくださいね。