日常で歌を披露する機会はなかなかないと思いますが、カラオケに行ったときに、歌がうまい人ってかっこいいなと思いますよね。
自分も歌がうまくなったら、皆をあっと驚かせられると思う人も少なくないでしょう。
意中の人や同僚などに「歌がうまい」と思ってもらうには、練習が必要です。
専門的なトレーニング以外でも歌がうまくなる方法をご紹介しますので、日々生活しながら歌を上達させていってくださいね。
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まずは、歌がうまくなる呼吸の方法をマスターしましょう
歌がうまくなる第一歩は、呼吸の仕方です。
私たちがいつも無意識に行っている呼吸の方法は胸式呼吸といって、肩や胸を上げ下げして行う呼吸方法です。
この呼吸方法は生きていくためには欠かせないものですが、浅い呼吸のため歌を歌うときには不向きな呼吸法となってしまいます。
歌がうまくなるために必要な呼吸法は「腹式呼吸」です。
腹式呼吸は、お腹をポンプのように使って体内に空気を取り入れる呼吸法です。
ポンプのようにといっても、イメージがわきにくいかもしれませんが、風船を膨らませることを想像してみてください。
膨らませた風船は、空気をたくさん取り入れて膨れ上がっていきます。
そして空気を入れる口を結ばずに手を離すと、ゴムが戻る力がぐっと加わり空気を外に放出していきますよね。
風船の膨らむ部分をお腹、膨らます口が口、風船全体のゴムが筋肉だと思ってください。
そうすると、お腹が膨れて息をするイメージが出来ますよね。
意識すれば今すぐにでも腹式呼吸ができるようになりますが、いざというときに深い呼吸が出来なければなりませんので、歌うために腹式呼吸に切り替えるスイッチを作っておきましょう。
歌がうまくなる発声練習の方法は挨拶や姿勢から
歌がうまくなるために、まずは呼吸の仕方からといいましたが、それは発声にも繋がっています。
発声練習をするため、声を大きくして声量を増やすためには、腹式呼吸が必要不可欠なのです。
発声練習
声をお腹から出す練習をしましょう。
腹式呼吸で吐く息に声を乗せ、体の空気を外へと出し切ります。
吐ききるためには腹筋を使う必要がありますので、姿勢を正して行うことが大切です。
そして、発声に必要なもうひとつのポイントは口です。
すべての言葉についている母音あ、い、う、え、おの口は、どの子音がくっついても口の開け方がほとんど変わりません。
口の開け方を意識して、声を遠くまで届けるように意識しましょう。
ですが、こんなに本格的にやらなくても、ちょっと歌がうまくなれればいいだけなんだよな…と思うあなたには、毎朝姿勢をただし、自分にきちんと挨拶するだけで「ながら」トレーニングが出来ます。
朝、目が覚めたら布団の中で仰向けになって大きく息を吸い、ゆっくり、はっきり大きく口を動かし、自分に「おはようございます」といいます。
仰向けなので、腹式呼吸が自然と意識されますし、姿勢もきちんとしているので、声量がアップした感覚がつかめるでしょう。
家を出るときは、姿見などの大きな鏡があればそれに向かって、ない場合は壁に向かってゆっくり大きく口を動かし、「いってきます」といいましょう。
このときは立っている状態のため、顎をなるべく引いて、お尻に力を入れると良いでしょう。
同じ要領で、帰宅後に「お疲れ様でした」といい、寝る前は布団で呼吸を意識しながら「おやすみなさい」といいましょう。
近所迷惑にならない程度に、大きな声で行いましょう。
そうすることで、声を出すときの筋肉の使い方が体に染み付きますのでおすすめですよ。
絶対に歌がうまくなるぞと目標を持つことが大切です
何事も目標を立て、その目標に向かっていく努力をすることは上達への近道です。
まず目標を立てるためには、今の自分がどの程度のができるのかを認識する必要があります。
カラオケへ一人で行くことに抵抗がある方も多いとは思いますが、最近では一人でカラオケを利用する人が増えているので、気負いすることなく通っても大丈夫ですよ。
歌は練習あるのみなので、カラオケという比較的入りやすく歌の練習にうってつけの場所を利用しないのは大変もったいないです。
その際、カラオケの採点機能を使って歌を機械に評価してもらいましょう。
今の自分の点数を知ったら、この点数をどこまで伸ばしていきたいかの目標を立てると目に見えるのでわかりやすい目標になります。
達成までに時間がかかる目標にしてしまうと、途中で嫌になってしまう場合もありますので、できるだけ近場の目標を立てこまめにクリアしていくと、やりがいが出てきますよ。
目標を達成するためにもうひとつ必要なものは、絶対にうまくなるぞという気持ちです。
それを持つか持たないかによって、成果は違ってくるでしょう。
歌い方や勢いで個性的な印象を持ってもらうこともひとつの方法
実際に歌が上達してくると、少し気持ちに余裕が出てくるでしょう。
そうなったときに是非チャレンジしていただきたいのが、自分が今まで歌ってきた曲とは違うジャンルの曲に挑戦してみて欲しいということです。
歌が上手でも、同じアーティストの曲ばかり選んでしまうと「またか…」と心の中で思われてしまうようになり、だんだんと上手さを感じなくなってきてしまうものです。
できるだけ多くのレパートリーを持つようにし、時には歌い方を変えてみたりすると良いですよ。
例えば、普段は物静かなタイプの人がロック系の曲をかっこよく歌いこなしていたり、反対に元気で明るい人がしっとり大人なバラードを歌い上げることで、女性はギャップを感じてときめいてしまうものですよ。
カラオケは歌も大切ですが、その場で気が使える男性も好印象
カラオケでは歌を歌っている人が中心ですが、そのほかの行動でも女性は男性を見ています。
注文をする役割を率先していたり、あまり歌っていない人と会話をたのしんでみたりしている姿は、社交的でとても好印象です。
自分の歌う番が終わったからといって、スマホをいじっていたりすると印象が悪くなってしまいせっかくの歌声も台無しです。