カラオケで歌っている時に高い声を意識して出しているつもりだけれど、調子よく出たり、出なかったりと不安定になってしまうこと、ありますよね。
喉は普段目に見えないですが、声を出すために毎日たくさん働いてくれています。
その喉や声帯のことをもっと良く知り、その上で発声練習をすることで、イメージした高い声を安定して出せるようになりますので、是非実践してみてください。
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息の使い方と声帯の微調整の賜物!高い声が出る仕組み
言い訳をするわけにもいかないので、無理しているなと友達たちに思われることが非常に恥ずかしいんですよね。
まずは、高い声が出る仕組みを知ってからトレーニングに入りましょう。
声帯とは、たくさんの筋肉が張り巡らされている喉の内部に存在する粘膜です。
声帯に息が通り、左右の粘膜を震わせることによって声が出ます。
空気を吸い込み、一定量で声帯へと送るようにしなければ、声が裏返ったりする原因となってしまいます。
自分ひとりでカラオケに行っているときに高い声が出るのに、友達と行くと失敗してしまうのか、それは体が声の使い方を知っていて実践できているのにもかかわらず、周りの視線などによる緊張から、声帯周辺の筋肉も強張ってしまい、いつものように声帯を使うことができないからです。
そして、緊張に伴い息も浅くなってしまうため、高い声どころかロングトーンまでも息が続かなくなってしまうこともあるでしょう。
高い声の出し方を喉や体がきちんと知っているのですから、変に緊張せずどこでもリラックスして歌うことをおすすめします。
高い声を出すために、声帯を操れるようになりましょう
高い声だけではなく、いろいろな声を出せることは歌を歌う人にとって大変有利なことです。
なぜなら、イメージした声を声帯と呼吸で再現することができるほど声帯の操り方をしっているからです。
ものまねをしている芸人さんは、皆さん歌が上手いと思いませんか?
ものまねを習得するために、何時間も何日も、自分の声帯に題したい声のイメージを伝え練習を重ねた結果出せている声なのです。
もちろん声質も関係してきますので、声帯が操れるようになるだけですべてのものまねが可能というわけではありません。
ですが、さまざまなジャンルに挑戦していくことで、出来ないと思っていたものまねもやってのけてしまう人も中にはいるのです。
カラオケで練習する前に、歌を聞き込み自信を付けましょう
自分が作詞、作曲した歌であれば、自分の感情や歌に対する思いがもともとのっているため、必要のない工程なのかなとは思いますが、カラオケに入っているアーティストの曲には、作詞した人の思い、作曲した人の思いが込められています。
歌詞をすべて読み込み、情景や感情を膨らませられる想像力が必要ですし、作詞した人と作曲したが違う場合は、もっともっといろいろな感情を読み取っていく必要があります。
そのためには、曲をこれでもかというくらい真剣に聞き込み、まるで自分が作った歌かのように感情移入が出来るようになると、自然と歌に強弱が付くようになり、スッと高い音域まで声が出るようになるでしょう。
カラオケへ行った後は、喉のケアをしてあげましょう
楽器にはもちろんメンテナンスが大切。
手をかけた分だけ返ってくるものや共鳴率が上がっていくのもまた事実です。
私たちの体が楽器である以上、カラオケや練習に行く前のチューニング(ウォーミングアップ)、カラオケや練習の後のケア(休息)などが必要なのです。
カラオケに行く前は、発声練習や腹式呼吸をして、歌に使う筋肉を目覚めさせましょう。
カラオケから帰ってきたら、食塩水でうがいをし、温かいお風呂に使ってリラックスして過ごしてください。
練習後しばらくは声を出さないようにし、喉を休めてあげましょう。
カラオケで高い声が出せるようになると、レパートリーが増えて楽しくなる
高い声が安定して出せるようになると、歌える曲のレパートリーがどんどん増えていくことでしょう。
今まで歌ったことのないジャンルの歌に挑戦してみても、良いかもしれません。
そのときは、喉を酷使しないように丁寧に練習していくことが大切です。
歌を歌うときにはもちろんオリジナルの声で歌っていくことをおすすめしますが、友人同士でカラオケに行くときなどのネタとして持っておくのも良いかもしれませんね。