アコギの弾き語りを初心者でも出来るようになるポイント

アコギの弾き語りが簡単にできたらカッコいいですよね。
路上で弾き語りをしている人や、アーティストに憧れて弾き語りを始めようと思う人も多いのではないでしょうか。

歌が得意で弾き語りに挑戦しようと思っても、歌と演奏を同時進行するのは、簡単なことではありません。

ですが、アコギ初心者でも基礎の練習を積み重ねれば、弾き語りが出来るまでに上達していきますので、是非練習方法を参考にしてみてください。

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弾き語りを始める前に、アコギの音を合わせるチューニングを行っておきましょう

どの楽器もそうなのですが、正確にコードが押さえられていたとしても正確にドレミファソラシドが出るように音のチューニングを行っていなければ、どのような曲を弾いても不協和音を生み出してしまい、綺麗には聴こえません。

チューニングの一番簡単で正確な方法は、チューナーと呼ばれる音程測定器を使うことです。

ほかにも、音叉やピアノとあわせてチューニングする方法がありますが、慣れてきてからではないとなかなか難しいです。
どこでも思い立ったときにパッとチューニングできるチューナーは、アコギと一緒に持ち歩くようにしましょう。

最近では可愛いデザインや色のチューナーもお手ごろ価格で買えるようになっている場合も多いので、やる気やモチベーションなどをあげるために自分のお気に入りのものを持ち歩くと良いですね。

アコギでの弾き語り初心者でも簡単に覚えられるコードを覚えてみましょう

チューニングが正しくできたら、次は簡単なコードを覚えていきましょう。

コードには、メジャーコードとマイナーコードというものがあり、メジャーコードは明るく、楽しいことが連想できるようなクリアな音、メジャーコードは暗くて少し物悲しい印象を受ける音です。

以前、メジャーコードとマイナーコードの違いを友人に聞かれたことがありますが、明暗の印象だと説明をしたところ「音が楽しいと感じるか悲しいと感じるかなんて、人それぞれだ!」といわれ、受け入れてもらえなかった覚えがあります。なので、大まかにこの説明で理解しておいてもらえたらと思いますが、実際に弾いてみるとなんとなく違いがわかってもらえると思います。

初心者の方向けのメジャーコードは、Cコード・Dコード・Gコード・Fコードの4つです。

C、D、Gは比較的簡単に弾けると思います。

問題はFです。
複数の弦を同時に押さえるバレーコードになっていて、Fは人差し指で1弦から6弦まですべて押さえます。

大体の初心者の方はこのFが上手に音が出せず、不安な気持ちになると思います。
でも大丈夫です。大体の人はこのFで一度躓きますので、皆同じです!
前向きにトライしていきましょう。
そんなFを押さえるコツは、親指側の人差し指の側面で押さえることです。

そして、初心者向けのマイナーコードは、Emコード・Amコードの2つです。
弾いてみると、なんだか悲しげな音ですよね。

どちらも、とても簡単に習得できるコードです。

初心者がアコギ弾き語りをする上で重要なストローク練習にも取り組みましょう

弾き語りをするのであれば、基本的な弾き方であるストロークを練習し習得しましょう。

ストロークとは、弦を押さえていないほうの手を上下に振って音を鳴らしていく、ギターの基本的な演奏方法です。

コードを押さえることももちろん大切ですが、手を上下させても1弦から6弦までしっかりとピックで鳴らせていなければ、音は綺麗に鳴りません。

まずは、コードなどを押さえず開放弦にし、下に、6弦から1弦のほうへ向かってジャーンっと鳴らしてみてください。
すべての弦が鳴れば、次は上下にジャカジャカと弾いてみましょう。
ここでのコツは、行きはしっかり、帰りは軽くです。

このときに、好きな曲や弾いてみたい曲などのテンポに合わせてジャカジャカ弾くのがお勧めです。これが無意識にできるようになってきたら、後はコードを押さえて同じストロークをするだけで、弾き語りの「弾き」の部分の基盤が出来上がります。

伴奏がしっかりしてこそ、素敵な歌が際立つようになります

弾き語りでまず大切なのは、ギターです。
伴奏が安定しないと、歌も歌いにくいですよね。

最初のうちは鼻歌を歌いながらでいいので、まずギターを止まらずに演奏できるようにしましょう。
ギターは1日では弾けるようになりません。
毎日少しずつ手とギターが仲良くなっていって、ギターもいい音を鳴らしてくれるようになります。

継続は力なり、といいますが、やりたいことや目標に向かっていく姿勢も力だと思いますので、できるという自信をもって練習していきましょう。

初心者がアコギの弾き語りを始めるなら、基礎が大切

私は歌手になりたいという思いからギターを始めようと思ったので、揃えるものが少なくギター1本で音の出るアコギを買いました。
初めてアコースティックギターを持ったこんなに大きいものなんだと驚いたことを覚えています。音楽の講師がいるわけでもなく、周りは特に音楽に詳しいわけでもない状況ではじめたときには、自分なりの練習方法を生み出していました。
それなりには弾けるようになりましたが、やはりそれなりです。今となっては、順序を踏んできちんと基礎からやっていけば良かったと、大変後悔しています。

何度も基礎の練習を反復して行い、体に覚えさせることで、歌を歌うようにギターが音を出してくれるようになりますので、心折れずに続けていきましょう。